フランスの本を読みながらフランス語の上達を!
(スカイプによる受講もできます)
スカイプによる講座を含めて、すでに5年、朗読会を催してきました。
そのノウハウを踏まえて新たに公開講座を開きます。
対象は
1)すでに一応フランス語を習得しているが、実際にはなかなか使えない方
2)大学時代に第2外国語として習ったことのある方(あるいはそのレヴェル)
レヴェル別に、1クラス5人までのグループを編成します。
メソッドは
声を出してフランス語を読むことにより、フランス語のイントネーションを習得します。通じるフランス語を話すためにも、聞き取るためにも、ネックになるのはイントネーションだからです。
イントネーション以前の問題として、必要に応じ、発音の矯正もします。
外国語の本を一冊読み上げるのはひとりではなかなか大変です。でも、読み上げたときの達成感は大きく、自信がつきます。
参加費は
週1回1時間 8€。1回目は無料。5回を1サイクルとします。
2回目までにあと5回分(40€)をまとめてお支払いください。
スカイプ受講の場合は同様の要領で銀行口座に振込んでいただきます。
スカイプでは個人受講も可能ですが、料金は1時間20€。
場所は
Place Monge
時間は
月・火・水・金・いずれかの午後3時から4時、4時半から5時半。
希望者に応じて開講します。
教材は
小説、エッセイ、戯曲の中から現代の実生活を活写している作品をとりあげ、上記の2レヴェル別に選びます。
たとえば
1) Jean-Louis Fournier « Mon dernier cheveu noir » ブラックユーモア(エッセイ)
Yasmina Réza « Art » 大ヒットした戯曲、前衛絵画を買った医者と友人二人
« Le Dieu du Carnage » 映画化Roman Polanski « Carnage »(2011秋)
« Heureux les heureux » 孤独をテーマとした小説
Anne Wiazemsky « Une Année studieuse » J=L・ゴダールとの恋愛の回想 (小説)
Nathalie Sarraute « Pour un oui ou pour un non » 日常の些細な言葉から友情が壊れる?
短い戯曲。ヴィデオあり
Jean-Claude Grumberg « Moi je crois pas » 現代の孤独な夫婦を描く戯曲
2) Jean-Michel Ribes « Tragédie » 夫婦の日常会話が悲劇( ?) に発展(ごく短い戯曲)
Eric-Emmanuel Schmitt « Oscar et la Dame Rose » 癌の少年と豪快な老女(映画化)
Jean-Louis Fournier « Où on va, Papa ? » ユーモアとペ-ソス(エッセイ)フェミナ賞
« Poète et paysan » エッセイ
Sacha Guitry « Une Paire de gifles » (ごく短い戯曲)
Georges Courteline « Gros chagrin » (ごく短い戯曲)
Benoît Duteurtre « Service clientèle » 現代文明の滑稽さ(小説仕立てのエッセイ)
お問い合わせは下記にお送りください。
田中千春