パリ5区の映画館 La Clef で1月15日午後8時、福島の子供をとりまく現状を記録した映画「A2-B-C」が上映されます。
昨年11月のフランス初上映では、満杯で入れなかった人も出たほどです。
初回は、技術上のトラブルで英語字幕版しか上映できませんでしたが、今回は、英仏2カ国語字幕つきです。
フランスの方もお誘いのうえ、ぜひお越し下さいますようお願い申し上げます。
- 日本に住むアメリカ人映画監督Ian Thomas Ashが、福島原発事故以後の子供たちを追ったドキュメンタリー、「A2-B-C」-
世界24の映画祭で上映された話題作、11月の初上映に入場できなかった方、見逃した方のため、映画館ラ•クレが再上映を決定!
言語は日本語、英仏語2カ国語のサブタイトルつき。
福島第一原発のメルトダウンから18ヶ月後。福島では鼻血や湿疹に苦しみ、甲状腺に嚢胞や結節が出来た子供がいる。甲状腺検査の判定レベルを表すA2-B-Cという医学用語が、子供たちの日常会話に登場する恐ろしい現実がある。子供を守るため、自らの手できめ細かく放射能レベルを測定し始める母親たち。監督の目は、通学路や校庭など子供たちの生活空間の除染の実態にも注がれる。マスメディアでは報道されない福島の現実が、ナレーションも音楽もなく、生の声だけで静かに映し出される。子供たちの未来は安全なのか? 私たちはこの現実を、福島を忘れていないか?
-世界の映画祭で観た人は–
起きたことを忘れてはならない、忘れたらまた私たちは同じことを繰り返しますーードイツ、フランクフルト
映画に出たお母さんたちの勇気に感謝ーーグアム
錯覚しました、これは私たちの映画かとーービキニ島出身者
映画が”今”を記録し残していく力を感じたーーニッポンビジョン賞の審査員
声をあげることを恐れないでーーポーランド、ワルシャワ
同じ母として胸が痛みますーーアメリカ、フロリダ州オーランド
地球上の全人類に関わる問題ですーーイギリス、ロンドン
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=GFV-ByAq988
予約は、メールのみにて受け付けています。