12月 012012
 

第7回目の現代日本映画祭Kinotayo(金の太陽)が11月28日から始まっています。

http://www.kinotayo.fr/
パリではパリ日本文化会館が主要会場となります。過去18か月に撮影されて今だヨーロッパにて上映されていない日本映画15本(内10本がコンペ作品)と日本映画の過去の遺産の中から、[狂った果実]でフランソワ・トリュフォーらヌーヴェルヴァーグの作家たちに絶賛され、新人だった石原裕次郎をスターダムに押しあげた、
中平康監督の作品13本と計28本を来る11月28日から来年1月26日までの間にパリ、イールドフランス、地方にて上映されます。今年5月29日に100歳で逝去された新藤兼人監督の最後の作品「一枚のハガキ」も上映されます。

芥川賞作家でフランスのフェミナ賞の外国小説賞も受賞されている辻仁成監督の「その後の二人=Paris Tokyo Paysage」がコンペ作品としてセレクションされています。

12月1日20時にこの作品が文化会館で上映されますが辻監督がこの日舞台でご挨拶されます。また2013年1月22日に再上映される際には、シャネルジャポンの社長で本を出版されているRichard Collas氏との対談が上映前に企画されています。お二人の本のサイン会も行われる予定。

本田隆一監督の「大木家の楽しい旅行、新婚地獄篇=Honeymoon in Hell」と片嶋一貴監督の「たとえば檸檬=The Tang of Lemon」は何回か上映されますが1月26日の最後の上映時には両監督が舞台でご挨拶されます。また日本をベースにして日本の俳優を使って映画作りをしているGuillaume Tauveron監督も彼の作品「The Blood」の11月28日と1月26日の上映時にご挨拶します。

映画祭のリンク↓

http://www.kinotayo.fr/